『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

素潜り

どうやら 今回の台風は 早くに反れそうなので 安心したのだ・・・ しかし 海はもぅ荒れてきていて 明日は入れないかも しれないのである・・・ さて “中”に行くと 観光客と思われる 若者達が8人ほどいて 静かにしてくれないか? ワシはそんな事は放っといて 颯爽と海に入っていったが 海水パンツだけで海に入っている男が 金属のヤスを持っていた・・・ ははん・・・どシロートやね! ワシも若い頃はオネ〜チャンにモテたくて W・サーフィンをやって まっ黒に日焼けしていたもんだが ここは宮古島だぞ・・・今夜は日焼けした肌が痛くて苦しむ事だろう また 最近はテレビの影響でヤスを持って海に入る人が多いが そんなヤスでは用を足さないぞ・・・いったい 何を獲りたいんだ? ・・・とまぁ すっかりタコ獲り名人気取りのワシは 本日も絶好調に2匹獲り 3匹目は小さくて逃げられたのである?(と言い訳する) さてさて 海から引き上げて 海岸を歩くと手にはタコを持っているので それはもぅ カッコイイ!わけですよ・・・ (ワシもそんなオジィ達を見て タコを獲ろうと思ったんだから・・・) 今はオネ〜チャンにモテる為じゃなく 生活の為に獲っているタコ?だが 若い頃には無かったシブさがあるのだ! どうだ マイッタか? ついでに獲ってきたサザエは 若者達に分けてあげて 「いいってことよ!」とさり気無く杉良太郎のように帰っていくのであった・・・