『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

昨夜も 早仕舞いして 漁り(いざり)へ 行ったんだが あまりにも 風が強いので 途中で 引き返してきたのである! 今日も曇りで まだ風が強くて 海は大荒れなのだ・・・ しかたがないから床屋へ行って 無料の医療検診に行ってきたのだ 一昨年にも行った事があり この上ないほど健康であると結果が出たが 今回だって健康に決まっとるのだ! 最近はメタボ検診とかいって さらにそんな人達を対称にしているようだが ワシのどこがメタボだ!ってーの 上半身を脱いだ時も 「何か鍛えているんですか?」と医者に聞かれたが 本当なら「潜ってタコを獲っているだけだ・・・」と言いたかったが 「別に〜」とか言ってしまったのだ とにかく夏場の身体は 内地にいた頃から引き締まっていたが 冬になると釣りばかりして 身体はたるんでくるのである・・・ だからこそ 冬場も潜ってコブシメを獲れ!と師匠は言うのだが 寒いのが苦手だからなぁ・・・ さて 前回もそうだったが こういった公務員的な検診は とにかく係りの人がヤル気がなくて もっと 無駄なくスピーディーに作業ができないものか?と思ったものだ! さらにいいかげんなシステムなので ワシの順番を間違えられるし ワシが経営者だったら お前たちは全員クビである! でも 宮古島の人達は ゆっくりした時間を過ごしているから 誰も怒んないんだろうなぁ・・・