『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

3日連続の野暮用である! 毎日晴れて暑いのに 海に入っていないのは 珍しい事である・・・ しかし 今夜は 電灯潜りをするつもりなので 仕事は早上がりなのだ・・・ さて 今年は 夜のエビを獲る事に 執念を燃やしているが 確実にエビを獲る道具が無くて 試行錯誤しながら 結局は 色々な道具を買ってしまったのである! それが どれもコレも高くて 今までなら買わなかったが タコの収獲で得たお金で購入する事にしたのだ・・・ そして これでもう買う道具は無いと思えるくらい 全て揃ってしまったのだ! ただ どれも 絶対!というものはなく それぞれ一長一短であり 全てを海に持って行く事も出来ないのだ・・・ (出来ない事はないが 重くてかさばる) ワシが思うには 普段から使っているタコ用の一本ヤスにもっと磨きをかけて エビを確実に突き通すくらいの腕前を持てば何もいらないと思うのだが ワシが非力でゴムを引く力が弱く 狙った的を外すようでは 進歩は無いのである・・・ さてさて 電灯潜りの準備をした後には 眠くなってしまい 裏庭の木陰にハンモックを吊り下げて寝ていたのである! 裏庭にあるヤラウは良い具合に陰を造って 涼しい風が通り抜けるので 今日みたいに暑い日でも 心地良い時間を過ごせるのだ・・・ ここも もぅ少し手を加えれば もっと快適な場所となるに違いないので ゆとりが出来たら 休憩場所にしたいのである!