『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

娘の父

宮古島は 時々 晴れ間も出るが まだ曇りがちなのである! でも気温は いっこうに下がらないで 20℃以上を保っている さて 毎日通う 犬の散歩で真謝犬に 会いに行くのだが 先日から 真謝犬に ストーカー行為を続けている ブサイクな犬が  ワシは気に入らないのである・・・ 何がブサイクか?って 足が短くて 前と後ろの足の大きさが違うし 顔は左目が白目をしていて 斜めに切られたような模様があり まるで 丹下左膳のような顔付きなのである・・・ だから チョット見は強面なんだが コイツが意外と根性無しで 我が家の“ひなた(犬)”が近づくと 尻尾を丸めて逃げるのだ・・・ ただ ワシと比較にならないくらい 立派なキャンタマを下げ お見事なまでのイチモツを持ち ワシは何か悔しいような思いをしているのだ・・・ (対抗して どうする? お主 なかなか出来るな!) 首輪も新しそうな物だし 飼われているのに間違えないのだが 去勢されているか?が問題なのである・・・ パッと見で分かるものなのかなぁ? 動物はワケ隔てなく全て好きなんだが 真謝犬にチョッカイを出しているだけで 気に入らないなんて〜のは 差別だ!偏見だ!偽善者だ!と 言われてしまいそうだ・・・ つまり それだけ ワシは真謝犬が可愛く思えていて その愛犬を ブサイク犬が そそのかしているような気がして嫌なんだが これは まさしく一人娘を持つ父親の心境だと思うのである! ワシの実際の娘は そうはいかなかったが 「ワシの娘には 指一本 入れさせんぞ!・・・いや 触れさせんぞ!」なのである