『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

漁り(いざり)

昨夜は少し風も 弱くなってきたので またまた 早上がりして 漁りへ行ったのである・・・ しかし 昨夜はお客様が 誰ぁ〜れもいなかったので 遠慮無く行けたのである! さて 昨夜から寒くなって ど〜かなぁ?と思いながら 海に入ったんだが やっぱり 寒いとエビは少ないようで 暖かかった一昨日の大漁と比べたら  5分の1くらいしか獲れず これじゃぁ 納品も出来ないので 今夜も出掛けてみるのだ・・・ エビの習性も 色々あると思うのだが この 島エビは 「満月の月夜」と「寒い日」は少ないというのが ワシの経験である・・・ また イセエビは 「月が上がってから出てくる」というのは 真謝のオジィが話していた・・・ このように 獲物を獲る為に積み重ねた 資料に無いような経験が とても貴重な情報源になっているのだ ワシは今からでも 生き物の生態を勉強できるような学校が あったら行きたいなぁ・・・ 学生の頃の 嫌々勉強した科目と違って 自分から学びたいと思った科目なら 興味があって勉強するのになぁ・・・ 宮古島にある 水産試験場で講義でもしてくれたら ワシはきっと通う! これも ある意味 漁師を育てるという役目にならないだろうか? 市役所で検討してくれないかなぁ・・・?