『島からの便り』by亀仙人・宮古島

昼は漁師 夜はバーテンダー

野暮用

まだ正月なのに ワシはまだ正月じゃない! 年末から続く風邪は 完全に抜け切っていなくて 舌の先がピリピリするのだ これじゃぁ 何を食べても分らない・・・ 味見ができなくて 仕事に差障るのでは?と 心配されたが 味見をしないと分らないようではプロじゃないのだ! さて まだ正月が来ないのなら 餅を買って来ようと思い 仕入れの時に ついでに見てきたら 一袋に入っている餅の数が多すぎて  とても食べきれないので止めたのだ・・・ 内地では独りの生活者が多いので 一人前用に少ない量があるんだが 宮古島は大家族が多いので 何でも量が多いのである! これは やっぱり鏡餅を食べるのが一番都合が良いので 今に こっそり喰ってやる! 最近の鏡餅鏡餅を模ったビニールの中に 切り餅が入っている便利な商品で 中身を食べても外側はそのままなので 分りはしないのだ・・・ また 本日は昼飯に“天ざる”を食べたので  2日遅れの年越しソバとなったのである・・・ 餅は 何日遅れになるか分からないが  餅を喰わないと正月が来ない!と言う 頑固ジジィのようになるのだ だって 餅なんて年に一回くらいしか喰う時がないじゃないか?